COUNTER MF76A


11月某日

・マイクロ波カウンターを入手した。以前からオクで入札していたがダメだったものだ。その間に既に10桁のカウンタを入手してしまっていたのだが・・・。プリスケーラを付けるのはめんどいしぃ・・・と考えていたら、ついふらふらと入札していた。これで落とせればいいや程度の金額だったが、落札してしまった。
おそらく入力1が壊れているとのことで、ほとんど手を出す人が少なかったせいかもしれない。

・早速届いたカウンタの入力1を調べたが、なるほど、何も反応しない(壊れているのだから当然・・・?)。

・開腹して入力1のヘッドアンプの出力らしきものを調べると、信号が出てこない。ヘッドアンプらしきものが壊れているようだ。

これがカウンタ(電源入れる前)




入力1のすぐ裏に付いているヘッドアンプ部


よーく見ると、なんと入力抵抗(50Ω?)が焼損している!!(リレーのすぐ上の黒くなった抵抗)


基板へのダメージがほとんど無いから瞬時に焼けたようだ。ここの入力アンプのFET(3SK60)を調べるとG1が導通している。MOSFETのゲートが導通してしまっている。上の方のネジの横に保護ダイオードらしきものが付いているが破損していなかった。おそらく過大なパワー(100Wくらい)を印可して保護ダイオードが動作する前にゲートが逝ってしまったのであろう。
早速3SK60をネット注文した。翌々日に届いた。早い!。便利な世の中になったものだ。

・部品が届いたので早速抵抗とFETを交換した。
 入力1は直ったのでカウントできるようになった。内蔵のREFでGPS同期の10MHzをカウントしているところである。





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