トランスバータ用LOの製作


・2012年4月某日
 VCOを交換したのだが、親機で5.67GHzの信号を聞くとSSBで音が濁っている。
 PLLの波形を見ると



なんだかノイズが多いぞ。C/Nが良くないなあ。

これが前のPLLの波形なのだ。周波数とスパンが微妙に違うが、波形の形が全く違う。
VCOが違うとこんなに違うものなのかなぁ



これは、親機の700MHz台の2倍高調はの1500MHz台の波形なのだが・・・。
これの方がC/Nが良いぞ。


・700MHz台のVCOはまだ手持ちがあるのでこれでLOを作り直した方が良いのかなぁ。
たしかにKvは10MHz/Vくらいになるのでノイズは減りそうだが。1500MHz台のVCOだとKvは25MHz/VくらいなのでC/Nは悪くなりそうな気がするが・・・。逓倍すれば同じなのかなぁと考えていたが、違うのかもしれない。(だれか教えて)。


4月某日
・悩んでもしようが無いので、改めてLOを作ることにした。
まずは、以前のLOのパターンのVCOを700MHzのものにして、逓倍するためにアンプを追加して、その後は以前のままとしてみた。
しかし、これは失敗だった。VCOの直後のアンプの出力がVCOへ回り込み、PLLがロックしない。アンプを止めるとPLLがロックする。
でもこれでは使い物にならない。
結局、VCO(PLL)と2逓倍と3逓倍を別々に作ることにした。
VCO単独回路にしたので、基板に余裕ができて、PLLのループフィルタを調整しやすいようにした。
結果、以前よりもC/Nの良いPLLができた。




以下の緑の線が最終結果である。



それぞれの基板である。
PLL基板



2逓倍基板



3逓倍基板



5月某日
・3つのモジュール(PLL、2逓倍、3逓倍)を仮接続して親機で5.67GHzを受信した。
音に濁りは無くなった。
(メデタシ、メデタシ)
・ようやくトランスバータとして組み立てる準備ができた。
・いや、10GHzのトランスバータ部がまだだった。
 ケースが無いなぁ。どうしようか・・・目下思案中である。